150cmライフ。 ~ 身に覚え有り

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私、実は余り身長がありません(アバターはあくまでイメージですので、あしからず)。
だから、この本にはとっても親近感を覚えました。

シンプルな脱力系イラスト&エッセイで描く、小柄ライフの不便なこと嫌なこと、ちょっぴりお得なこと(?)

電車に関することは、その通りということばかり。
住まいに関しても、高いところに手が届かない不便さはよく分かります。 でもこの著者は、家具類も手作りで小型化して、狭い部屋でも広く使えるという。 う~ん、それは凄い。 それに台所のシンクがちょうど良い高さというのもうらやましい。 私の家のは建て売りだから、標準サイズとかで、私にはちょっと高いんですよ。

着る物には一番ページを割いている。 やっぱり苦労するんですね。
これも思い当たることいろいろ。 それをカバーするアイデアも、私もやってますというものから、もっと早く知りたかった、というものまで。 子供服で間に合わすというのは、私もよくやってましたが、最近はさすがに…。

そのほか仕事や海外旅行時のエピソードなど、共感出来ることがいっぱい。

こういうの、背の高い人にはどう思えるのかな?
私たちには、背の高い人はひたすら羨ましいのですが、著者も後書きで書いてるように、大きい人には、また、それなりの悩みがあるようです。

ファッションも暮らし方も、自分に合うように工夫し試行錯誤することも、また楽しいと思えればいいのかも知れません。
でも、事故や身体を痛めることに繋がらないように、住まい、家具、家電製品の規格・サイズはいろいろあって選べるに越したことはないと思います。


「150cmライフ。」   たかぎなおこ著 (メディアファクトリー