2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

吾輩は猫である

「坊ちゃん」を取り上げたから、やっぱりこれも書いておきましょう。 漱石先生のデビュー作(?)。 私はどっちかというと「坊ちゃん」よりこちらの方が好き。 それに去る9月13日はモデルとなった漱石の飼い猫の100年目の命日だったそうです。 内容は…

日本語ぽこりぽこり

著者は1967年、米国ミシガン州生まれの詩人。 日本語で詩を書くというから驚き。 題名からも、そんな日本語に堪能な外国人の日本語や日本に関するエッセイと思ったら、ちょっと違うかな? 一部はそういう話もあるのですが、もっと範囲が広い。 それにし…

モチモチの木

もう古典的名作と言っていい、斉藤隆介、滝平次郎コンビの切り絵絵本。 中でも一番好きなのが、「モチモチの木」です。 「花さき山」より教訓臭が少ないのが良いと思っています。 峠の猟師小屋に、じ(爺)さまと二人きりで暮らす豆太は臆病な甘えん坊。 5…

青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/ ご存じの方も多いと思いますが、著作権の切れた(または使用許可を得た)文学作品を、ネットで無料公開する青空文庫。 図書館大好き人間の私には、諸手を挙げて賛成したいプロジェクトです。 出来ればリンクしたいと前から試みてい…

坊ちゃん

長らく看板だけの「日本近代文学」。 日本の近代文学といえば、私にとっては夏目漱石。 漱石といえば、まず取り上げたいのは「坊っちゃん」か「吾輩は猫である」。 書きやすいのはこちらなので、「坊っちゃん」から。 テキストも多数あって、どれを参照にす…