近代文学(日本)

舞姫

このところ、あまり書きたい物(特にフィクション)に巡り会ってません。 または、今はまだ書けない、書く気になれないという物ばかり(http://blogs.yahoo.co.jp/myrte2005/19534115.html 参照)。 で、そういう時は、昔読んだ古典頼み。 その古典、近代日…

三四郎

漱石先生の作品で3番目に取り上げるのは「三四郎」。 前に取り上げた「坊っちゃん」 はパロディーの多い作品ですが、その中に「坊ちゃん」とは逆の設定で「田舎から東京に出た学生(女子だったと思う)の活躍…」という物があったけど、それなら、この「三四…

山嶽党奇談

前にご紹介した、鞍馬天狗「角兵衛獅子」 の続編で、やはり少年倶楽部に連載された物。 勤王と佐幕の戦いで血なまぐさい京の町に、この度は、主義主張に関係なく金さえ貰えば暗殺を請け負うという、山嶽党なる秘密結社が現れます。 鞍馬天狗にも誘いをかけて…

鞍馬天狗~「角兵衛獅子」

以前、NHKドラマ化をご紹介した「鞍馬天狗」。 現在は小学館文庫「鞍馬天狗」全5巻(2000年)と文藝春秋「鞍馬天狗傑作選」全3巻(2007年)があることを知りました。 ドラマにはまった方もいまいちと思った方も、原作を覗いてみませんか? これ…

吾輩は猫である

「坊ちゃん」を取り上げたから、やっぱりこれも書いておきましょう。 漱石先生のデビュー作(?)。 私はどっちかというと「坊ちゃん」よりこちらの方が好き。 それに去る9月13日はモデルとなった漱石の飼い猫の100年目の命日だったそうです。 内容は…

坊ちゃん

長らく看板だけの「日本近代文学」。 日本の近代文学といえば、私にとっては夏目漱石。 漱石といえば、まず取り上げたいのは「坊っちゃん」か「吾輩は猫である」。 書きやすいのはこちらなので、「坊っちゃん」から。 テキストも多数あって、どれを参照にす…