現代小説(外国)

リーシーの物語

ホラーはちょっと苦手です。 別に嫌いというわけでも、怖くて読めないというわけでもないのですが、読んでみようという気にならない。 だからスティーブン・キングの名はよく聞くけど、あまり読んでません。 もう、スピルバーグと混ざるくらい…って、ちっと…

グレート・ギャツビー

昨年、村上春樹の新訳で話題になったもの。 図書館で見つけてすぐ手に取りました。 話題のものを何としてでも読みたいとは思わないけど、心のどこかに引っかかっているんですね。 舞台は1920年代始めのニューヨーク。 現代小説とするにはちょっと古いか…

ラビリンス ~ 時代を超える聖杯の秘密

イギリス女性アリスは、フランス南西部の山での発掘調査にボランティアとして参加していて、岩に塞がれていた洞窟を発見します。 洞窟の中は祭祀場の様で、奥の岩壁には迷路のような模様が刻まれ、2体の骸骨が横たわっています。 骸骨がはめていた指輪の裏…

ライ麦畑でつかまえて

よく聞くけれど内容は知らないという物があります。 これもその1つでした。 少し前に村上春樹の新訳で話題になりましたが、私は以前の訳で読みました。 村上訳はまだ手に入りにくいというのもありますが、訳者があまり前面に出るのは好きじゃないんです。 …

ヒストリアン

アムステルダムに住む16歳のアメリカ人少女が、父の書斎で、竜の絵だけを印刷し後は白紙という、不思議な古書を見つけます。 問われた父ポールが語り始める、本にまつわる奇妙ないきさつ。 何故か彼はその話を家ではせずに、仕事で出かけるヨーロッパ各地…